中坊進二が語る電車優先席の携帯電話の電源オフに関する雑学


会社通勤やお出かけの際に電車に乗ると、
耳にタコができるほど流れてくるあのアナウンスが流れてきます。
それは・・・、「優先席付近では
携帯電話の電源をお切りください」
というやつです。
私自身、この言葉に関して自然と脳内で
ヘビーローテーションするぐらい定着しているのです。
実は、この優先席における携帯電話の電源オフのアナウンスが、
関東と関西で大きな違いがあるようです。
そう説明するのが、京都に住む友人の中坊進二です。

中坊進二によると、京都や大阪などの関西では関東と違い、
優先席付近の携帯電話の電源オフのアナウンスが
されていないと説明しています。
なぜ、関西は携帯電話の電源をオフにしなくていいのか、
それは総務省が取りまとめた「携帯電話の扱い方を定めた指針」
改正に関係すると中坊進二は指摘しています。
どういうことかというと、当時第二世代(2G)と呼ばれていた
携帯電話サービスが普及していた頃、
心臓にペースメーカーを埋め込まれている方に
影響すると言われていましたが、今は第三世代(3G)、
第四世代(4G)と新たなデータ通信が登場し、
それらがペースメーカーを埋め込んでいる方に
何ら影響がないことが総務省の調査でわかったのです。
但し、優先席付近に大勢の人がいる場合は注意が必要と、
総務省の指針に明記されています。

私は関東圏に住んでいることもあり、優先席付近では
皆マナーを守っているのが当たり前だと思っていましたが、
まさか関西で優先席付近で電源を切らなくてもいいとは思いもしませんでした。
中坊進二から電車の優先席における雑学が聞けて、とてもよかったです。