中坊進二と京都の金閣寺を見に行きました


社会人になって2年目の夏、仕事にもようやく慣れてきて
自分のペースでできるようになった頃、
日々の多忙から解放される時間が欲しいと思い、
有給休暇を利用して私は京都に行くことにしました。
京都には学生時代の友人で、
よく一緒に行動をしていた中坊進二という友人がいます。

中坊進二はなかなか破天荒な人物です。
学生時代にはいくつかのレジェンドを残しています。
割と黒歴史なので深いことはここでは語りませんが、
中坊進二のおかげで飲み会が盛り上がったのは事実です。
そして、「飲んでも飲まれるな」の反目教師のような存在でした。
人は酔っぱらうと、本当にとんでもない行動を取るものです。
今では完全に笑いの種として語り継いでいます。

それはさておき、私は京都行きの前に彼に連絡をとってみました。
およそ2年ぶりの連絡でしたが、中坊進二は元気に暮らしているようです。
彼は学生の時分に上京してきて勉強していたのですが、
卒業後は実家のある京都に戻りました。
中坊進二の両親が京都で代々続いている老舗の店を経営しているということなので、
将来は跡継ぎをするために京都の会社に就職したのです。

今回京都のどこに行こうかと中坊進二に相談したところ、
名所を案内してくれるとのことでした。
いくつか回るプランを立てましたが、まずは金閣寺です。
金閣寺は中学生の頃に修学旅行で訪れた場所になるのですが、
その当時の記憶はほとんどなく、
残っているのは金閣寺の前で撮影した集合写真くらいです。

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あれから10数年、再度金閣寺を訪れる機会に恵まれたので、良かったです。
京都駅で中坊進二と待ち合わせをし、そこから市バスで金閣寺に向かいました。
金閣寺を目の前にして、中学時代に見た光景と重なる思いがしました。
しかし、記憶はここまでで、
金閣寺の周囲となると、2度目のはずですが、初めて見たような印象でした。

金閣寺を目の前にして改めてその豪華さに圧倒されました。
京都に来て良かったと思うと同時に中坊進二を頼ったことに感謝しています。
中坊進二とは数年来の邂逅でしたが、昔と全く変わっていませんでした。
イチローみたいなヒゲを生やしていたという外観の違いこそありましたが、
人当たりの良さなどは学生時代のままでした。
私は本当に良い友人を持ったと思います。

次に回るのは、銀閣寺です。
こちらは初めて行く場所で、
中坊進二が強くオススメするのでお願いしました。

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